スズキなくして日本の軽は語れない! 軽自動車のフロンティアはチャレンジの連続だった!

コラム Clicccar

このところハイトワゴンやスーパーハイトワゴン、オープンスポーツに至るまで、軽自動車市場が活況です。トヨタや日産が参入して久しいですし、何よりも昭和の国民車構想時代から切磋琢磨してきた歴史が、今まさしく花開いている様です。そこでここでは「歴代軽自動車のすべて」から、各メーカーが歩んできた歴史を振り返ってみたいと思います。最初に、軽自動車の様々なジャンルを生み出してきた「スズキ」について、見てみましょう。

■国産初のFF車はスズキのスズライト!

国産FF車の先駆けというと、ホンダN360のイメージがありますが、さにあらず。実は「スズライト」が、国産初のFF車なのですネ。ただやはり当時、駆動と操舵を併せ持つFFは、複雑で難しい技術だったのでしょう。「フロンテ」も初代はスズライトのFFプラットフォームを採用。しかし2代目からは、構造がシンプルでコスト的にも軽量で有利なRRを採用。FFに戻るのは、アルトの姉妹車となる5代目でした。

■軽のジープもクーペもスズキから!

かつて軽自動車メーカー「ホープ自動車」が、「ホープスターON型」という不整地用万能車を開発しました。スズキが製造権を買い取って自社エンジンを載せたのが、堅牢な4WDによって、抜群の走破性と機動性を誇る「ジムニー」です。また軽のクーペ市場を開拓したのも、スズキの「フロンテクーペ」でした。デザイナーには、なんとジウジアーロを抜擢。2ドアクーペは、スタイリッシュで抜群にカッコ良かった。

■ボンネットバンもオープンカーもスズキが先陣を切った!

オイルショックで軽市場が低迷する中、圧倒的な低価格と物品税率が低い商用車(ボンネットバン)で登場したのが、47万円の「アルト」でした。名前の由来は「こんな車が、アルトいいな」。商用・乗用・セカンドカーと様々な用途で、一世を風靡しました。軽スポーツの「カプチーノ」も、発売2年前に東京モーターショーに登場して人気沸騰。FRのオープン・プラットフォームを新開発する等、超贅沢な設計でした。

■ハイトワゴンもSUVもスズキ発!

隆盛を誇るハイトワゴン市場も、スズキの「ワゴンR」が先陣を切りました。登場がカプチーノよりも遅かったことと、最初はドアは3枚しかなかったことにあらためて驚いています。軽を背高に導いた革新的モデルといえるでしょう。革新的といえば、先頃発売された「ハスラー」ではワゴンRとジムニーの魅力を融合。パステルなツートン塗装とSUVルックで、軽自動車にSUVの新風を吹き込みました。

他にもスズキは、ピックアップトラックで「マー坊と呼んでくれ」のCMが印象深いマイティボーイや、全長を短縮した2シーターでHVまでラインナップしていたツイン等、新ジャンルに果敢にトライしてきました。あらためて「スズキなくして、日本軽自動車の隆盛なし!」と強く実感した次第です。

(拓波幸としひろ)

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