大人気の86レースでDTECチーム・マスターONE ついに念願の初優勝!

コラム Clicccar

昨シーズン、clicccarで1年間追跡レポートしたDTECチーム・マスターONEが、ついに初優勝を遂げました。

大人気のGAZOO Racing86/BRZレースは昨年7月にスタート、ナンバー付きのワンメイクレースながら、多くのプロのレーシングドライバーも参戦するという熱いレース。神奈川トヨタのディーラーチームであるDTECチーム・マスターONEは、その開幕レースからフル参戦、通算14戦目となる9月6〜7日の岡山国際サーキットで開催された第7戦で、小河諒選手が優勝を果たしたのです。

2013年はシーズン初年度ということもあり、全てのチームが手さぐりの状態。DTECチーム・マスターONEもまた、ヴィッツレースを始めとするレースのノウハウを持っていたものの苦戦続きでした。全7戦での最上位は6位で、優勝はおろか、表彰台にも手が届かない状況だったのです。
そこで2014年、再スタートを切るべく、チームは2台体制へと大幅に強化されました。2台体制のメリットは、セッティングデータを素早く収拾することができ、時間が限られているレースでは極めて重要なことです。しかしそれ以上に大きなメリットは、ドライバーが2人になるということです。2人のドライバーがチェックすることで、セッティングの評価をより正確に、しかもスピーディに判断することが可能になるのです。

選ばれた2人のドライバーは、ツーリングカーレースで数多くの栄光に輝いたベテランドライバー菊地靖選手と、若手ドライバーで成長株として注目される小河諒選手。菊地選手はレース界でも有名人ですが、小河選手はかつてトヨタのエースドライバーとして活躍した小河等選手の子息。そうしたDNAもあって、2013年のポルシェカレラカップジャパンのシリーズチャンピオンを獲得。今後の活躍にも期待したい、可能性のあるドライバーです。このコンビネーションによる相乗効果が、さらにチームとマシンをレベルアップさせることを予感させてくれました。

第1戦のツインリンクもてぎで、早くも76号車の菊地選手が6位を獲得。幸先のいいスタートに期待が高まりましたが、しかし第2戦のスポーツランド菅生から、第4戦の富士スピードウェイまで、結果は厳しいものでした。

第5戦の十勝スピードウェイで菊地選手が9位、小河選手が10位を獲得。小河選手がマシンに慣れてきたこともあってタイムが拮抗、2台のマシンが揃って走るようなシーンも出てきました。
マシンは少しずつ、確実に進化していました。レースでのラップタイムはトップの選手に匹敵するレベルになりました。しかし予選での成績が悪く、上位へと進出することができなかったのです。逆にいえば、予選での速ささえ手に入れることができれば、表彰台が見えてくるはず。

そして第6戦富士スピードウェイ、予選で小河選手が4番手、菊地選手が5番手となり、大きなチャンスがやってきました。1台をオーバーテイクすれば、表彰台に登ることができるのです。そしてレースでは見事に、小河選手が2位、菊地選手が3位となり、DTECチーム・マスターONEにとって初の表彰台をダブルでゲットすることになったのです。

迎えた第7戦。予選で小河選手が惜しくも3番手。しかしレースでは1周目にトップに立ち、少しずつリードを拡げていきました。途中セーフティカーが入りリードを失ったものの、再スタートも見事に決め、終始安定した走りを見せて優勝を果たしました。

ダブル表彰台に続いて、初優勝。小河選手はシリーズポイントランキングでも5位、菊地選手は9位となり、さらに上を目指すことが可能なことでしょう。
GAZOO Racing 86/BRZレースは残り3戦。シリーズはここまで谷口信輝選手が圧倒的な強さを見せ、同じヨコハマタイヤユーザーの青木孝行選手が続いている。昨年のシリーズチャンピオンでブリヂストンタイヤを使う山野直也選手は苦しい戦いを強いられていて、現在はシリーズ3位。昨シーズンは圧倒的な性能を発揮したブリヂストンだったが、今年投入されたヨコハマタイヤに差を付けられていたが、やっと進化版で追いついた印象。

シリーズ終盤の熱い戦いにも注目しましょう。

岡村 神弥)

神奈川トヨタDTECチーム・マスターONE 2014年戦績(9月16日時点)

76号車 菊地靖 97号車小河量
第1戦 ツインリンクもてぎ 予選4位  決勝6位 予選11位 決勝11位
第2戦 スポーツランドSUGO 予選9位  決勝11位 予選19位 決勝14位
第3戦 富士スピードウェイ 予選11位 決勝10位 予選23位 決勝25位
第4戦 富士スピードウェイ 予選22位 決勝19位 予選21位 決勝14位
第5戦 十勝スピードウェイ 予選12位 決勝9位 予選13位 決勝10位
第6戦 富士スピードウェイ 予選5位  決勝3位 予選4位  決勝2位
第7戦 岡山国際サーキット 予選14位 決勝12位 予選3位  決勝1位

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