「AGS」のみのアルト・ターボRSの走りはどうか?

コラム Clicccar

アルト・ターボRSのトランスミッションは、2ペダルMTのAGS(オートギヤシフト)のみになっています。このスポーティモデルを評価する際、ポイントのひとつがAGSになるでしょう。

かつてのアルト・ワークスを知る人などからは「なぜ3ペダルのMTを設定しないのか?」という質問が飛ぶのも当然かもしれません。

スズキの回答は「AGSはMTとATのいいとこ取りをしたもので、幅広いユーザーに訴求したいためで、2ペダルでも十分スポーティな走りができる」、「MTはアルトの商用バンにあるが、アルト・ターRSに搭載するには改良をする必要がある」というもの。

「AGS」ならAT限定免許でも運転できますから、ユーザーの裾野を広げられるのはもちろん、アルト・ターボRS専用に変速チューニングが施されていますから、「普通に街中を走る」シーンでも快適かつ、少し飛ばしたい時なら十分にスポーティな走りが堪能できます。

しかも、ターボRS向けの「AGS」は、快適なドライブフィールを優先し、変速タイミングを早めることでショックの低減を重視したチューニングだそうですから、ドライブモード時は「快適」に走るのに向いているわけです。

しかし、ドライブモードのまま、箱根のようなワインディングで元気よく走らせようとすると、シングルクラッチの限界を思い知らされます。アクセルを踏み込むほど「加速しては息継ぎする」ような繰り返しになるのは当たり前。

ですから、速く走らせるにはマニュアルモードで変速する必要がありますし、ターボRSにはパドルシフトが装備されていますから、とくにコーナー手前で減速し、ターインから姿勢を作ってコーナー出口から再加速したい際などは、トルクバンドを外さないように、速度域に応じてシフト選択をマニュアルで操作する必要があります。

しかも、AGSはギヤが固定されてレブリミッターが利きますから、高回転を維持しやすい利点もあります。

もちろん、こうした走り方をしていれば燃費には悪影響になりますが、ターボRSを買ったからといって、ずっとこんな走り方をするわけはないでしょう。毎日乗れる快適性と、非日常の楽しさも容易に引き出せるのがアルト・ターボRSの魅力というわけです。

■価格は129万3840円〜、新型アルト・ターボRSは5AGSのみで発売!
http://clicccar.com/2015/03/12/298127/

(文・写真/塚田勝弘)

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