アウディA1/A1スポーツバックの1.0Lモデルの走りをライバルと比較!

コラム Clicccar

直列3気筒直噴ターボといえば、フォード・フィエスタが搭載する「1.0 EcoBoost」、そしてルノー・ルーテシアが「ゼン」というグレードに積んでいる0.9Lの直列3気筒ターボがあります。

また、ダウンサイジング、シリンダーレスの急先鋒であるフィアットの「ツインエア」もあり、フォルクスワーゲンup!の1.0L 3気筒もありますが、こちらはNAエンジン。

なお、ルーテシアの「ゼン」には直列4気筒の1.2L直噴ターボもあり、0.9Lの直列3気筒ターボはポート噴射になり、しかもMTのみという設定。

アウディ初の1.0L直噴ターボエンジンは、最高出力95ps/5000-5500rpm、最大トルク160Nm/1500-3500rpmで、デュアルクラッチトランスミッションの7速Sトロニックとの組み合わせになります。

アイドリング時は「カラカラ」とした音質で3気筒らしさも多少感じますが、価格にふさわしい遮音対策が施されているうえに、アイドリングストップしてしまえば当然聞こえてきませんから、気にするようなポイントではないでしょう。

極低速域のマナーも登場時から洗練されている7速Sトロニックのスムーズさもあり、走り出しから1.0Lの3気筒ターボから想像されるような線の細さはそれほど抱かずにすみます。

それでも100ps/6000rpm、170Nm/1400-4000rpmのフォード・フィエスタのようなグイグイと車速を上げていく力強さまでは感じませんでした。

10Nm違う最大トルクやその発生回転数、あるいはアクセルレスポンスの違い、あるいはゲトラグ・フォード製の6DCTと7速Sトロニックとの違いなんかもあるかもしれません。

しかし! 決してA1/A1スポーツバックが遅いわけではなく、フィエスタのトルクフルぶりが際立っているだけであって、箱根の山でもかなりのペースを維持できます。

さらに「アウディドライブセレクト」を「ダイナミック」モードにすれば、レスポンスが高まりますからワインディングでもファンな走りを満喫できます。

電動機械式パワーステアリングのフィーリングは、アウディの中でもかなり軽めですが、高速域では手応えがしっかりと得られますし、女性ユーザーからは低速域での取り回しの良さが支持されそう。

今回試乗したのは素の「A1 1.0 TFSI」で、新設定された「Sport」グレードは、さらに硬いサスペンションになっているとのこと。

「Sport」系に乗れていないので予想ではありますが、乗り心地とハンドリングのバランスでは素の「A1 1.0 TFSI」でも十分かなと思いました。

フィエスタとの比較に戻ると、音や振動面、インテリアの上質感などではA1に分があり、低速域のトルク感はキレキレのハンドリングではフィエスタに分がありそうです。

しかし、A1の「Sport」系とフィエスタのハンドリングはどう違うか興味深いものがあります。

■アウディA1/A1スポーツバックに、1.0L直噴3気筒ターボ車を追加
http://clicccar.com/2015/06/24/313423/

■アウディ「A1/A1スポーツバック」画像ギャラリー ー 前後バンパーやシングルフレームグリルのデザイン変更で力強い印象に
http://clicccar.com/2015/06/24/313432/

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

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