車中泊女子が読み解く、キャンピングカーにあってよかったもの・そうでもないもの

コラム Clicccar

先日、一般社団法人 日本RV協会(JRVA)が行ったアンケートの結果がリリースされました。

キャンピングカーユーザーに「装着して便利だと思った装備品」や、逆に「あまり必要ではなかった装備品」などについて訪ねたもので、調査期間は8月18日から9月17日という夏場だったにも関わらず、「もっとも装着してよかった、便利だと思ったもの」の第1位は「FFヒーター」でした! さらに「2番目によかったもの」でも「FFヒーター」が1位となっています。

不肖、キャンピングカーに住んで11年目の筆者と一緒に、アンケート結果を見てみましょう。

設問【1】もっとも装着してよかった、便利だと思ったもの。

1.FFヒーター(24.2%)
2.冷蔵庫(15.7%)
3.トイレ(12.1%)
4.ルームエアコン(10.8%)
5.ソーラーシステム(10.3%)
6.バックアイカメラ(8.1%)
7.カーナビゲーション(4.0%)
8.電子レンジ(3.4%)
9.発電機(3.1%)
10.2段ベッド(2.0%)

設問【2】2番目に装着してよかった、便利だと思ったもの。

1.FFヒーター(23.9%)
2.冷蔵庫(12.0%)
3.ソーラーシステム(10.6%)
4.トイレ(9.0%)
5.バックアイカメラ(8.2%)
6.ルームエアコン(7.2%)
7.テレビやDVD&ブルーレイプレーヤー(5.3%)
8.電子レンジ(5.1%)
9.インバータ(4.8%)
10.カーナビゲーション(2.9%)

また、どちらの質問への回答に「冷蔵庫」が2位に挙げられています。

冬に活躍する「FFヒーター」と、夏に活躍する「冷蔵庫」がワンツーフィニッシュということは、キャンピングカーユーザーが年間を通して行動しているということを示唆しています。

夏は涼しいところ、冬は暖かいところへ旅行するパターンが多いのではないかと想像できるのですが、夏は扇風機などで凌げたとしても、冬はいくら暖かい地方でも気温が下がる夜を寝袋や湯たんぽで我慢する事は難しいでしょう。

キャンピングカーと言えど床下は吹きっさらしですから底冷えするのです。

またエアコンは大容量の電力が要るので、発電機とセットと考えなければならないのも上位にあがらなかった理由のひとつかも知れません。

設問【3】現在装着している装備類の中で、ほとんど使用していないもの、または現在の使用環境では今後もあまり使う予定のないもの。

1.シャワー設備(26.2%)
2.トイレ(18.5%)
3.電子レンジ(11.7%)
4.サイドオーニング(11.1%)
5.発電機(6.2%)
6.ルームエアコン(4.0%)
7.サイクルキャリア(3.7%)
8.2段ベッド(3.4%)
9.冷蔵庫(3.1%)
10.ポップアップルーフ(3.1%)

1位が「シャワー設備」というのは納得ですが、設問【1】【2】の「便利なもの」で上位に入っていた「トイレ(ポータブルトイレ/カセットトイレなど含)」が、ここでも2位というのは面白い結果です。

あれば便利だけど、あまり使わない。そう、トイレは「非常用」という位置づけなのです。

シニアユーザーにとっては、夜間などトイレに車外へ出るのが億劫だし、女性や小さいお子さんも暗い夜に車外へ出たくはないでしょう。雨の日も面倒です。また、渋滞に巻き込まれて、にっちもさっちも行かなくなった場合でもトイレがあれば気持ち的に安心ですね。

ただ、トイレを使えば当然、ニオイが気になりますし、溜まったブツを捨てなければなりません。

そういった手間を考えると、どちらが有利かを天秤にかけてしまうのでしょうね。

設問【4】現在は装着していないが、今後装着を予定しているもの。または今後キャンピングカーを買う場合には是非装着したいもの。

1.ルームエアコン(27.0%)
2.リチウムイオンバッテリー(20.1%)
3.ソーラーシステム(15.8%)
4.サイクルキャリア(7.8%)
5.サイドオーニング(5.7%)
6.電子レンジ(3.7%)
7.FFヒーター(3.2%)
8.発電機(3.2%)
9.トイレ(2.9%)
10.シャワー設備(2.3%)

ここで初登場の「リチウムイオンバッテリー」は商品化されたばかりで、ルームエアコンなどを長時間稼動させられると謳っていることからユーザーの注目度が高まっています。

前述した通り、エアコンや電子レンジなど発電機に頼らなければならない家電製品は敬遠されがちです。駐車場での車中泊はもちろん、たとえキャンプ場であっても発電機はNGのところが多いのです。かと言って電源付きサイトは利用料が高額ですし。

この10年で普及が進んできたソーラーシステムも、このリチウムイオンバッテリーと組み合わせれば電力で困るシーンがかなり減るでしょうね。

私は何しろキャンピングカーに住んでいる訳ですから、もっとも重要視しているのは「居住性」です。

電気・水・ガスなど、ストレスのないライフラインの確保が最優先なので、わたしの「装着してよかった」第1位は「ソーラーシステム」です。

インバータは、それに付随しているという感覚ですね。サブバッテリーは今のところディープサイクル(105A)を4個つけています。

FFヒーターや冷蔵庫やトイレは、あるに越したことはありませんが、これらをフル装備するとキャンピングカー自体が大型化することになり、機動性が失われます。

実際、わたしのキャンピングカーは4トントラック相当なので狭い道は難儀しますし、店舗もそれなりの広さの駐車場がないと利用できません。

キャンピングカーを選ぶとき、ご自分の活用シーンを想像して装備の優先順位を割り出しておくといいですよ。

(松本しう周己)

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