新型プリウス、ついに燃費はリッター40km超えで登場!
ついに、4代目となる新型プリウスが正式発表されました。
すでに東京モーターショーなどで展示されていたので実車を見た人も少なくないことでしょう。エクステリアは先代より20mmも全高が低くなったフォルムでシャープになり、万人受けを狙ったプレーンな先代から一転した、凝ったヘッドライトなどチャレンジングなデザインも新型の特徴といえます。

気になるの燃費ですよね。もちろんトヨタは、世間の期待を裏切りませんでした。なんと、もっとも燃費の優れたグレードはついにJC08モードで40km/Lの大台を超え、40.8km/Lに到達。ハイブリッド車(プラグインを除く)のなかでもトップなのは言うまでもありませんね。

ただし40.8km/Lなのはシリーズ中もっとも軽量なベーシックグレードの「E」のみで、他のグレードは37.2km/L。やや控えめな印象を持つかもしれませんが、先代のトップモデルが32.6km/Lでしたからかなりの底あげが図られているのです。
また、プリウス初と4WDが設定されたのも大きなトピック。4WDであっても燃費は34.0km/Lと先代FFモデル以上ですからさすがですね。

グレード体系は刷新され、燃費を追求した「E」、基本装備が充実した「S」、自動ブレーキも標準装備する実質的な上級グレードの「A」、そしてレザーシートを採用する「Aプレミアム」の4つの柱で展開。「E」を除き走りのパフォーマンスを引き上げた”ツーリングセレクション”が選べるのは先代同様です。


価格は242万9018円から。本日の発表と同時に発売されましたが、すでにかなりのバックオーダーを抱えていて、いまから注文すると納車は来年の春以降になるようです。
(工藤貴宏)