村田製作所、車載機器用の電波暗室を新設してEMCサポートを強化

コラム Clicccar

電子部品メーカーの村田製作所は、車載機器用の電波暗室を同社横浜事業所に新設し、EMC評価サポートを開始することを発表しました。

EMCとは、Electro Magnetic Compatibilityの略で、電子機器が電磁波による障害を受けない特性を持っていることを意味します。

近年の自動車には多数の電子機器が備えられていますが、一方自動車にはスパークプラグの点火に伴う高電圧の電磁ノイズが不可避で存在しています。このため、車載電子機器の増加にともなって自動車でのEMCノイズ問題は複雑化・困難化しています。

車載機器のEMC評価および対策には専門的な知見と多くの時間を要するため、村田製作所のような車載機器の電子部品メーカーでは、より早く最適なノイズ対策を提案することが求められています。

そこで同社は新たに今回の車載機器用の電波暗室を新設して、同社の電子部品のユーザーである自動車メーカーなどとともに車載機器のEMCノイズ評価を実施するEMC評価サポートを強化することを狙っている模様です。

同社はEMC評価サポートの強化により、今後大きな需要の伸びが期待される自動運転などの運転支援システム:ADAS2や、車載インフォテイメント:IVIに向けて、トータルソリューションの提供を強化することを目指しているようです。

今回新設される電波暗室は、横浜市緑区の同社横浜事業所内に設置され、電波暗室の有効寸法は、幅5.55m・長さ7.90m・高さ5.00mで、計測室の有効寸法は、幅4.70m・長さ3.00m・高さ2.30mで、シールドルームの有効寸法は、幅5.50m・長さ4.20m・高さ2.67mです。

同社の電波暗室の特長は、車載機器のエミッション(電磁妨害)測定とイミュニティ(電磁感受性)試験を行うことが可能であり、 その他情報機器のエミッション測定を行うことが可能であることです。

村田製作所によるEMCサポートの強化が、自動車の電子化に伴う安全性を保証するものになることが期待されます。

(山内 博・画像出典:村田製作所)

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