1621キロ走って検証して驚いた。やっぱり気になる新型ロードスターの実燃費はどのくらい?

コラム Clicccar

たまにはスポーツカーの燃費の話でもしてみましょうか。

スポーツカーは燃費が悪い? ときどきそんなことを言う人がいます。もちろんクルマ好きならデマだとわかるけれど、クルマに詳しくない人は信じてしまうこともあるみたい。

確かに最高出力を競うような大排気量のエンジンを搭載した重量級のスポーツカーなんかの燃費は決してよくないけれど、コンパクトなエンジンを積んだ軽量スポーツカーはけっこう自慢できる燃費を涼しい顔をして出すんですけどね。

例えばマツダ・ロードスター。ベースグレードの車両重量は1トンを切っている軽さ自慢で、エンジン排気量も1.5Lと小さめ。要素としてはかなり期待できるだけに、果たしてどのくらいの実燃費が出るのか興味深いのは僕だけじゃないでしょう。

というわけで走ってきました。鹿児島県の指宿から東京まで1621.7km。本当の目的は燃費テストではないけれど、せっかくそんな距離を走るのだから燃費もしっかりチェックしてみたわけですよ。

クルマは新型(ND)ロードスターの『Sレザーパッケージ』で6速MT。燃費に寄与するオプション装備のアイドリングストップ+i-ELOOPは非装着の、ごくごくありがちな仕様ですね。

全行程とも大人2人乗車で荷物も満載、そして走行状況は一般道が15%程度で、高速道路が8割強。しかし高速道路は燃費を意識して速度を抑えたいわゆる「エコ走行」をするのではなく、燃費はまったく意識せずに速めの流れに乗って移動した「現実的な燃費」であることは強調しておきましょう。

実際に走って、その全行程で消費したガソリンの量(給油量)は96.43L。ロードスターはガソリンタンク容量が40Lと大きくはないので、道中3回(+ゴール時)と給油回数は多くなったけれど、鹿児島から東京へ1600km以上も走って100Lも消費しなかったというだけで小食なことは十分わかりますよね。

というわけで満タン法による実測の燃費は16.82km/L。車載の燃費計は17.1km/Lだったけれど、満タン測定における誤差なども考えるとまあ正確と言えるでしょう。

ちなみに原稿執筆時(2016年のバレンタインデー)時点での燃費情報サイト『e燃費』によるハイオクガソリンの全国平均価格は113.1円。お財布のことを考えると指定ガソリンがレギュラーではなくハイオクなのはちょっと痛いけれど、とはいえガソリン代として1万1000円あれば鹿児島〜東京間を移動出来てしまうのは立派です。

参考までに、同じ仕様のロードスターのカタログ記載燃費(JC08モード)は17.2km/L。走行環境がJC08モードとかなり違うものの、高速道路移動の燃費は速い流れに乗ってもそのくらい、もし速度を抑えて省燃費走行をすれば20km/Lは確実に狙える手ごたえを感じた今回のロングドライブでした。

最後の給油をする約10キロ手前の、東京駅に到着した際の車載燃費計の数値はなんと18.8km/Lだったほどです(そこから最後の給油までは道が混んでいたので燃費が悪化したと思われる)。

少なくとも新型ロードスターに関しては「燃費が悪そう」「エコ時代にガソリンを無駄に使って」なんていうのは大きな誤解。燃費が気になる人だって安心して選べるクルマなんです。

(工藤貴宏)

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