アウディS4/S4アバントの日本発売がスタート。新たに採用された「Bサイクル」エンジンとは?

コラム Clicccar

日本では今年4月から新型にスイッチしたアウディA4 。セダン、アバント、そしてオールロードクワトロという3つのバリエーションを擁していますが、高性能モデルのS4の投入も既定路線で、日本導入を待っていた方も多いでしょう。

10月25日から受注を開始し、12月下旬から納車が開始されるアウディS4/S4アバント。搭載される3.0 TFSIエンジンは、ミラーサイクルの一種といえる「Bサイクル」と呼ばれるアウディ独自の燃焼方式が採用されています。

一般的なミラーサイクルエンジンでは、吸気時にバルブを通常のエンジンよりも早めに閉じ、空気量を下げて(圧縮行程前段階の)膨張比をアップさせ燃費効率を高めています。

アウディではこれに、ターボチャージャーによる過給システムと可変バルブタイミング機構を組み合わせ、さらに圧縮比を高く設定することで、高出力と高燃費を両立させた「Bサイクル」と呼ばれる独自の燃焼方式を開発しました。

その効果は、JC08モード燃費が従来型の12.6km/Lから12.7km/Lとほとんど変わっていないにもかかわらず、従来型よりも出力は15kW/21ps、トルクは60Nmも増強されています。

これだけの出力アップを果たしながら燃費を維持できているのが、「Bサイクル」エンジンの特徴であり、スポーティモデルであるS4に最適なエンジンといえるでしょう。

過給方式も従来のスーパーチャージャーからターボチャージャーに変更することで、トルクとレスポンスを改善。シリンダーブロックをアルミ化するなどして、エンジン単体の重量を従来型比14kgも削減しているそう。

前40:後60の割合で分配する「quattro(クワトロ)フルタイム四輪駆動システム」には、トルクベクタリング、リヤスポーツディファレンシャル(オプション)が加えられていて、スポーティ仕様にふさわしいトラクションと敏捷性を獲得。また、スポーティなセッティングが施された前後ウィッシュボーン式サスペンションにより、車高を通常のA4よりも20mm下げられています。

安全装備もアウディ最新の技術が投入されており、アシスタンスシステムについては、新しいアウディA4や Q7などに採用済みの衝突防止システム「アウディプレセンス」の機能を拡張。

前方だけでなく、後方や側方もセンサーやカメラを使って常時監視されるようになっています(アウディサイドアシスト及びアウディプレセンスリヤを標準装備)。

さらに、標準装備の「トラフィックジャムアシスト付きアダプティブクルーズコントロール」は、渋滞時にアクセル、ブレーキに加えてステアリング操作まで自動化するシステムで、将来の自動運転につながる先進技術。

アウディの特徴のひとつである「MMIシステム」は、最新ナビが搭載されているほか、「バーチャルコックピット」やヘッドアップディスプレイなどの最新機能も、S4としては初めてオプションで用意。

価格はアウディS4が839万円、アウディS4アバントが868万円。両車ともに右/左ハンドルが用意されています。トランスミッションは両モデルともに従来の7速ティプトロニックから8速ティプトロニックに多段化されています。

(塚田勝弘)

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