充電要らずのEV「日産ノートe‐POWER」、3週間で受注2万台超!

コラム Clicccar

11月2日の発売から3週間で2万台を超える受注を獲得した日産ノート「e‐POWER」。

HVやPHVに対して「e‐POWER」は、EV同様にモーターによる駆動のみで静かに力強く走行し、さらには充電までも不要にしている点が人気の要因になっています。

発進時から一気に最大トルクを発生するモーター特有の優れた瞬発力により、EVと同様の加速感が得られるのが特徴。

2.0Lターボエンジン車に匹敵するトルク(25.9kgm)を発生するリーフ用の大容量モーターを搭載しており、高い静粛性と優れた燃費、スムースでリニアな加速を実現。

市街地や高速道路での走行時においても、アクセル・レスポンスが良く、俊敏な走りを意のままに楽しめるのが魅力です。

構造的には、トヨタ「プリウス」がエンジンとモーターの駆動力を使い分けて走行する「パラレル式ハイブリッド」なのに対し、ノート「e‐POWER」ではエンジンを発電用に特化、EVのようにモーターで走行する「シリーズ式ハイブリッド」を採用。

この方式は「レンジエクステンダーEV」とも呼ばれるもの。

急加速や登坂時などには、駆動用バッテリーからの電力に加え、1.2L直列3気筒「HR12DE改」エンジンで発電した電力を直接モーターに供給、減速時にはエンジンを停止、回生した電力をバッテリーに充電します。

またワンペダル運転を可能にする「e‐POWER Drive」モードでは、アクセルペダルを戻すだけで強く減速。渋滞時やカーブの多い道路など頻繁に加減速が必要なシーンなどでアクセル・ブレーキペダルの踏みかえが少なくて済むのも好評点のひとつ。

駆動にモーターしか使わないためトランスミッションが不要で、システム全体がシンプルになるのに加え、エンジンで発電しながら走るので、蓄電用バッテリーが要らず、バッテリー容量も最小限で済むというメリットがあります。

ノート「e‐POWER」に搭載されているリチウムイオンバッテリーの容量は1.5kW/hで、同社のEV「リーフ」(30kW/h)の僅か20分の1。

高価なリチウムイオンバッテリーの容量を抑えることはコスト低減に直結します。

車両価格は「e‐POWER S」が177.2万円、「e‐POWER X」が196万円、「e‐POWER メダリスト」が224.4万円と比較的リーズナブル。

気になる燃費も37.2km/L(e‐POWER S)と、「プリウス」の通常グレードと同数値となっています。

日産の11月24日の発表によると、グレード別の売れ筋では「e‐POWER X」が全体の47%、「e‐POWER メダリスト」が31%を占めているそう。

またボディカラー別ではブリリアントホワイトパール(QAB)が23%、ブリリアントシルバー(K23)が15%、ダークメタルグレー(KAD)が13%、スーパーブラック(KH3)が10%などとなっています。

EVの走りと、ガソリン車の使い勝手を両立するためにシリーズ式ハイブリッドを選んだ日産ノート「e‐POWER」。

EVの魅力を「充電無し」で手軽に味わえる、次世代のエコカーと言えそうです。

Avanti Yasunori・画像:日産自動車)

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【関連リンク】

日産ノート「e−POWER」
http://www2.nissan.co.jp/NOTE/index.html

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