世界で一台「デビルマン オロチ」のオーナーだけがわかる『デビルマンの傷跡』はどこだ?

コラム Clicccar

あれは誰だ、誰だ、誰だ、誰だ。あれは・・・「デビルマン」。

40代、50代の人ならピンと来た人も多いと思いますが、ご存知テレビアニメの「デビルマン」。私も幼き頃にこの番組を見た記憶がありますが、調べてみるとオリジナルの放送は1972〜1973年。もしかしたらオンタイムではなくて再放送だったのかも。どんなストーリーだったかは、まるっきり記憶にありませんが、覚えているのは強烈に不気味なキャラクターと主題歌。

その「デビルマン」が、今年1月から原作者の永井豪先生の画業50周年を記念して、現代版にリメイクしたオリジナルアニメーション「DEVILMAN crybaby」(デビルマン クライベイビー)としてNetflixで配信されています。

その中に登場する主人公、飛鳥了が乗るクルマとして、「Devilman Orochi」(デビルマン オロチ)が登場しています。これは永井先生の画業50周年と光岡自動車の創業50周年を記念しコラボとして誕生した特別なモデル。

光岡自動車のオロチに、「デビルマン クライベイビー」のアートディレクションを手掛ける阿閉高尚氏と、「オロチ」のデザイナー青木孝憲氏が共同で「デビルマン オロチ」のカラーリングデザインを手がけ、世界で一台のスペシャルカーを作り上げました。

発表イベントでは、光岡自動車の光岡進会長が、大メーカーではない光岡自動車が自動車を製造、販売するにあたり、認証や許可を国交省から受けることがいかに大変だったかというお話。しかし実際には、話以上に大変だったことがうかがえます。

そんな光岡自動車の「オロチ」と「デビルマン」がなぜコラボすることになったかというと、「デビルマン クライベイビー」を製作したアニプレックス社からの働きかけによって実現したとか。デザイナーの青木氏は、「そもそも『デビルマン』と『オロチ』のダークヒーローという共通点があります。しかし、ダークヒーローは個性的で魅力的です」。

永井先生も「デビルは悪魔。ヤマタノオロチも日本神話に登場する大蛇。これらが合体するのは縁あってのこと」。

そして発表会が行われたこの日、9月6日は永井先生のお誕生日。これは偶然だったとのことですが、確かに縁がありそうです。

グラフィックデザインは「一目でデビルマンとわかるようなものにしました。ボンネットからルーフにかけてはデビルマンの顔とウイング、キャビン部分は目を、そしてドアのくぼみ部分は「デビルマン クライベイビー」の涙を表しました。ボディカラーの赤は「ブラッドレッド」で深い赤にし、デビルマンの黒の模様をグラデーションにしています。これは、デビルマンになる前の不動明(ふどうあきら)のざわざわ感を表現したものです。そして内装にはオーナーだけがわかるグラフィックを施しました」とのこと。

実は私、こっそりそのグラフィックがどこにあるか聞いちゃいました! でもオーナーさんだけの秘密にしたいという青木氏からの要望により、私の胸に収めておきます。どこかに「傷跡」があるそうですが・・・それはオーナーさんが見つけてください!

「デビルマン オロチ」の申し込みは2018年9月8日(土)〜2018年11月15日(木)まで光岡自動車の専用ウェブサイトにて受付。応募者多数の場合は抽選となります。

価格は今から50年前にちなんだ・・・だけではないそうですが、1968万円(消費税込み)。

オロチはすでに新車販売を終了しているため、光岡自動車にあったものが使われているそうです。

また、実車は9月7〜11月12日まで、全国の光岡のショールームをめぐったり、9月15〜17日まで大阪文化会館で開催される「永井Go展」などに展示されるそうなので、ご興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

私はオリジナルの「デビルマン」と最新作「デビルマン クライベイビー」はもちろん、永井先生が描かれた「マジンガーZ」や「キューティハニー」、「ドロロンえん魔くん」も見たくなりました。

(吉田 由美)

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