トヨタ自動車が「全店全車種販売」「販売車種半減」に踏み切る訳は?

コラム Clicccar

トヨタ自動車が国内に約5,000存在するトヨタブランドの販売店(トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店)4社における「専売車種」を2025年までに無くし、「全店全車種販売」に移行しようとしています。

また、国内で販売している60車種を30車種程度に減らす考えのようで、日経新聞によると11月1日に名古屋市で予定している販売店代表者会議でこの方針を表明、全国の各販社関係者に理解を求めるようです。

日本の新車市場はピークだった1990年以降、3分の2の500万台/年規模に縮小しており、同社では今後も同規模に留まり続けると予想しているようで、安定的にシェアを維持していくためにはトヨタ系列店を1本化し、レクサス店との2系列店態勢とするのがベストと判断した模様。

国内市場の縮小やカーシェア普及といった環境の変化を踏まえ、トヨタも半世紀以上続けてきた販売体制を見直すことにしたようで、そのために派生車等の整理により車種を半減し、系列店の統廃合を進めようとしているようです。

一方、全車種販売は消費者側には利便性の面でメリットがありそうですが、販売店にとっては、取扱い車種が増えるメリットが有る反面、販売店間の競争が激化、乱売合戦に伴う収益低下を懸念しているようで、競争に敗れた地場資本店は他メーカーや輸入車販売に活路を見い出す可能性も。

メーカー側と系列販売会社間の新たな戦いへの発展も考えられるだけに、今後の同社の動きが注目されます。

Avanti Yasunori

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