【ネオ・クラシックカー・グッドデザイン太鼓判:番外編】カローラ スポーツ誕生記念。歴代カローラのデザインを振り返る!(7代目)

コラム Clicccar

80〜90年代の日本車デザインを振り返る本シリーズ。今年6月、あらたにカローラ スポーツが登場したのを機に、番外編として歴代カローラのデザインを振り返ります。

あらゆるモノが大きく豪華に変貌したバブル経済。先代の高級化路線をさらに加速させるべくその真っ直中に開発され、まさに高品質化のピークを迎えたといえるのが、1991年登場の7代目カローラです。

「新時代を見すえた次世代基準の創出」のコンセプトのものと、3サイズに加えホイールベースまで拡大したボディは、格段のボリュームアップにより、直前に登場した初代セルシオに通じる存在感に。

従来の積み木的造形から、ボディパネルを一体成形的に見せる進化は90年代のそれ。先代までの装飾的なブラックモール類は消え、全身パネルだけで勝負できたのは、徹底して隙間をなくし、空力性能までをも向上させた技術力の賜物です。

ボディに余計なラインは一切なく、極細のプレスラインが逆に工作精度の高さをアピール。秀逸なのは、相当な大型化にも関わらず、端正なグリルとランプの組み合わせでどこから見てもカローラと思わせるところ。質感を上げたリアの横長ランプとガーニッシュも同様です。

インテリアは、質感の高かった先代の一体成形パッドを大幅にクオリティアップ。操作部など各パネルの合わせ目は実に緻密で、厚みすら感じるドア内張りとともに、偽物感のない骨太な内装を実現しました。

「大きな愛のような」と謳いつつ、これで5ナンバーかという7代目は、もはやライバルが追い付くことのできない次元へ到達。こんなにデカくて贅沢なのはカローラじゃないという一部の声を、力業でねじ伏せるかのようです。

これだけの拡大化をしながらも、破綻がないばかりか、しっかりカローラとして着地させる。恐らく、スケッチを描いたデザイナーの目線には、確かな完成図があったと思わせるところです。

●主要諸元 トヨタカローラ 4ドア SE-L 1500 16VALVE EFI(4AT)
型式 E-AE100
全長4270mm×全幅1685mm×全高1380mm
車両重量 1050kg
ホイールベース 2465mm
エンジン 1498cc 直列4気筒DOHC
出力 105ps/6000rpm 13.8kg-m/4800rpm

(すぎもと たかよし)

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