【スポコン再考】気鋭のカスタムペインターが手がけたリアルフレイムスCPV35【Option2 Super Style KING】

コラム Clicccar

90年代後半から日本を席巻したスタイルと言えばスポコン仕様。ガルウイングやユーロテール、ネオン菅などを組んだ改造車が街に溢れていた時代だ。流行はいつしかヘラフラやスタンスに移行していったが、そのスタイルは今見ても魅力的。Option2が連載していた「スーパースタイルキング」を通して、当時の最前線カスタムを振り返ってみよう。

SKYLINE【CPV35】× BODY SHOP KIKUTA

フロントからボディサイドにむかって描かれた燃えさかる炎が、強烈なインパクトを放つV35スカイライン。Z33顔が移植されているだけでもオドロキなのに、このペイントなのだからなおさらビックリしてしまう。

マシンメイクを担当したのは、近年のカスタムシーンをリードしてきたボディショップキクタ。OPTION2でも以前紹介したZ33顔のエクリプススパイダーを手がけたショップといえば思い出す人も少なくないはず。

ここの代表の菊田さんは、ラップペイントやスクラッチペイントといった最新技術をイチ早く取り入れてきた気鋭のペインター。そうしてカスタム界に様々なムーブメントを巻き起こしてきた菊田代表が新たに目を付けたのが、エアブラシでリアルな炎を描きだす“リアルフレイムス”ってわけだ。

そのコンセプトはズバリ、アメリカのドラッグマシン風スタイル。熟練のエアブラシワークで燃えさかる炎が流れる様子を描いているんだけど、これはローライダー的なエッセンスをプラスしたものだとか。

また、ドラッグマシンの前傾姿勢をイメージし、リヤ24インチというV35では前人未到のサイズをセット。インチアップにともない車高が上がるのを防ぐため、アーム加工を施して車高が限界まで下がるようにしたという。

他にも独自のドラゴンスキンペイントとキャンディレッドの合わせワザで、かつてない深みのあるボディカラーを表現したり、本革とアルカンターラでインテリアを高級感タップリにコーディネイトするなど、まさにセオリーやジャンルに捕らわれない作り込みとなっている。

PHOTO:Ryoutaro Shimizu

リヤフェンダーに収まるのは圧巻の24インチホイール。超大径サイズを装着することで、リヤフェンダーの厚みを解消。そうしてフェイスリフトによる前後バランスの悪化を解消しているのだ。ちなみにこのマシンは純正エアロ仕様でワイド化さえもしていない。

オーディオカスタムにもコダわりトランクにはアンプやウーファーが鎮座する。これらは神戸のニューイングで施工されたものだ。

インテリアはレザー&アルカンターラで総貼り替えされるなどユーロ仕様っぽい仕上がり。

エアブラシを駆使して微妙にちがうカラーを重ね塗りしていくことでホンモノの炎のように仕上げるリアルフレイムス。エンジンルームにも同様のペイントが施されていた。

1ピースながらリムが深く、分解も可能でカスタムにピッタリというディアブロ・エリート。USホイールで名古屋のリボルバーで取り扱いをしているそうだ。このマシンでは、スポークの一部をボディ同色系にコーディネイトする。

Z33後期用のヘッドライトやバンパー/ボンネットをコアサポートごと移植することで完成度の高いフェイスリフトを実現。またヘッドライトのベゼルまでリアルフレイムスが描かれるなど、どこを見てもスキのない仕上がりだ。

凹凸があるように見えるのに実はフラットな塗装面という『ドラゴンスキンペイント』はボディショップキクタのオリジナル。その上からキャンディレッドやクリアを重ね塗りすることで深みのあるツヤを実現する。また、ルーフもブラックアウト化されている。

web option編集部

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