コースレコード連発!波乱と混戦の予選を山本尚貴が制す【スーパーフォーミュラ第3戦SUGO】

コラム Clicccar

宮城県のスポーツランドSUGOで開催されたスーパーフォーミュラ第3戦SUGO大会。梅雨時ということもあり、前戦同様天気が心配されるなか、土曜日には午前中フリー走行が、そして午後には予選が開催されました。

今大会では、SUGOというシーズンの中でも短いコースレイアウトを鑑み、スーパーフォーミュラでは初となる、予選Q1を2グループに分けての予選となりました。

この予選に先駆け、前日の金曜日に行われた予選グループ分けのくじ引きでは、各チーム2名のドライバーが揃ってくじを選ぶことでA、B両グループにチームが分散するような配慮がされていました。

今にも雨が降り出しそうな曇り空の下、午後1時20分から始まった予選Q1Aグループでは、今シーズンの開幕戦鈴鹿でポールポジションを獲得した#65 TCS NAKAJIMA RACINGの牧野 任祐選手が、ミディアムタイヤでの計測3周目で1’05.710というタイムを出し、これがターゲットタイムとなります。

その後、HONDAエンジン搭載の#16 TEAM MUGENの野尻 智紀選手、#17 REAL RACINGの塚越 広大選手、#51 B-Max Racing with motoparkのハリソン・ニューウェイ選手がこれに続くタイムを更新、そして#5 DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの福住 仁嶺選手が計測6周目で1’05.687というタイムをマークし、暫定グループ首位に立ちます。

対するTOYOTAエンジン勢も計測5〜7周目にかけて自己ベストを更新しますが、HONDA勢の牙城を崩すまでには至りません。
そんな中、一人気を吐いたのが#20 ITOCHU ENEX TEAM IMPULの平川 亮選手。予選終了間際の7周目に福住選手のタイムを0.007秒上回る1’05.680を叩き出し、Q1Aグループでは唯一TOYOTA勢としてQ2進出を決めました。

Q1Bグループの予選開始前になると、心配していた雨が降り始めましたが、その雨も路面を濡らすまでは至らず、Q1Bグループの予選も全車ミディアムタイヤでコースインしていきます。

雨で冷えた路面状況で、できるだけしっかりとタイヤを温めたいのと、またいつ雨が降り出すのかわからない状況で、一刻も早くタイムを出しておきたいというジレンマの中、計測3周目には午前のフリー走行でトップタイムをマークした#19 ITOCHU ENEX TEAM IMPULの関口 雄飛選手が1’05.761で暫定トップに立ちます。このタイムはQ1Aグループでは4番手となるタイムでしたが、関口選手はそのまま周回を重ねます。

すると4周目には、ポイントランキングトップ#1 DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの山本 尚貴選手が1’05.014を叩き出し、予選A、B両グループを通じてトップタイムを記録します。

その後は雨が降ることもなく、ほぼ各車が5秒台で自己ベストを更新、Bグループでも上位をHONDAエンジン勢が独占する中、先週末にはル・マン24時間レースで活躍した#18 carrozzeria Team KCMGの小林 可夢偉選手が、グループ暫定2番手の#50 B-Max Racing with motoparkルーカス・アウアー選手と同タイムとなる1’05.442で暫定3番手に上がってきます。ここで関口選手は暫定7番手に後退、まさかのQ1敗退となってしまいました。

Q1ではBグループ最下位の#15 ダニエル・ティクトゥム選手の出した1’05.063でもAグループではQ1突破となるグループ6位のタイムだったことを考えるとグループ分けによる不運もまたレースの一つなのかなという事、そしてこれもまた一概には言えませんが、今回の予選ではQ2進出12台中8台がHONDAエンジンという結果を見ると、少なくとも一発の速さという点では今シーズンはHONDAエンジンが好調なのかなという印象を受けました。

10分間のインターバルの後、12台で始まったQ2からは全車ソフトタイヤを装着。7分間という短い計測時間ということもあり、ここでも早くから全車タイムアタックに入ります。

計測3周目には山本選手が、これまでのコースレコードを0.7秒以上も上回る1’03.953という、1分4秒を切るスーパーラップで暫定首位となります!これに各車もコースレコード更新で追随しますが4秒を切る事はできず、まさかのQ2敗退となってしまった平川選手までがコースレコードを更新するという、新型車両SF19のポテンシャルの高さを証明する結果となりました。また、上位7位までがHONDAエンジンとなりましたが、出走12台が1秒以内のタイム差というハイレベルな予選Q2となりました。

そしてポールポジションの懸かる注目のQ3ですが、セッション開始前に、心配していた雨が路面の色を暗くするほど降りはじめる中、全車がソフトタイヤでコースイン。しっかりと発動させるべくタイヤを温めます。
するとまず山本選手が、ターゲットタイムとなる1’04.532で暫定首位に立ちます。各車アタックラップに入ったタイミングで、今シーズン調子の良いTCS NAKAJIMA RACINGの64号車、アレックス・パロウ選手がSPアウトでコースアウト。ここにチームメイトの牧野選手が同じくSPアウトでコースアウトし、セッション1分29秒を残し赤旗中断。結果的にそのままQ3終了となり、一人タイムアタックできていた山本選手がそのままポールポジションを獲得することになりました。

フロントローには同じHONDA勢の野尻選手が、そしてセカンドローにも#50 B-Max Racing with motopark ルーカス・アウアー選手と塚越選手が入り、TOYOTA勢トップは5番手スタートの小林選手となりました。

注目の決勝レースは23日午後2時40分にスタートが切られます。

(H@ty)

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