レクサスLCコンバーチブルが日本でも発売開始。価格は1500万円【新車】

コラム Clicccar

以前お伝えしたように、レクサスの最上級クーペであるLCに、コンバーチブルモデルが追加されました。チーフエンジニアの武藤康史氏は、LCの新しい進化の形として「LC500 Convertible」を新規開発したとコメントしています。

ひと目でLCコンバーチブルと分かるスタイリングは、コロナ禍の中にあっても売れ続けているという高級車の注目モデルになりそう。「LC500 Convertible」の価格は、1500万円です。

レクサスLCコンバーチブルのフロントビュー

高級コンバーチブルモデルは、デザインコンシャスであることがとても大切なはずで、「LC500 Convertible」はルーフの開閉状態にかかわらず美しいシルエットを追求。

見せ場であるルーフオープン時は、ソフトトップが完全に格納される自動開閉式で、トノカバー付フォールディング機構が用意されています。開閉時間は約15秒です。

クーペ同様に低く構えたフロントフェンダーに加えて、ドア後方のベルトラインのキックアップ形状(斜め上に上がっていく意匠)と、トランクの後端を跳ね上げたリヤビューも特徴。

これらにより、キャビンの適度なタイト感、前後の伸びやかさを両立するフォルムを獲得しています。加えて、トランク後端を左右方向にも拡幅することで、ラグジュアリークーペらしい存在感のある後ろ姿になっています。

ソフトトップの開閉時間は約15秒

オープンモデルといえどもルーフを閉じた状態の方が多い(長い)はずで、「LC500 Convertible」は超高級モデルらしく、ソフトトップの材質や質感にも徹底的にこだわったとしています。

骨格と素材の張り具合を入念に検証することにより、屋根を閉じた際にクーペのような美しいルーフラインを実現。写真を見る限りルーフクローズ時の眺めも隙を感じさせません。

レクサスLCコンバーチブルのルーフクローズ時

また、美しいフォルムと空力性能、重量物の配置により決まる重量配分や慣性モーメントなどの機能性との両立をコンバーチブルでも追求したそう。

レクサスLCシリーズとしての統一感を維持しつつ、専用パッケージングの採用により、ソフトトップルーフの軽快感、開放感、ダイナミックなリヤビューなど、同コンバーチブルらしい個性が感じられるシルエットに仕上げたとしています。

クローズ時のサイドビュー

ほかにも、ソフトトップの採用により、車両重量の軽量化という、走り、燃費に効く利点も生まれています。さらにソフトトップは、ルーフの収納スペースをハードトップの場合よりも小さくすることができ、ルーフオープン時の美しいスタイリングに貢献します。

一方で気になる静粛性ですが、吸音材を組み合わせた4層構造とすることで、超高級コンバーチブルにふさわしい高い静粛性を達成したそうです。

ソフトトップは2色を用意

見た目の印象を左右するボディカラーも多彩に揃っています。ボディカラーは11色、ソフトトップは2色、インテリアカラー3色により、44通りもの組み合わせを用意。豊富なカラーバリエーションから好みのコーディネイトをチョイスできます。

走りや実用性の面にも抜かりはなさそうです。鋭く、優雅な走りを実現するべく、高いボディ剛性を確保。補強パーツであるブレースの配置や形状を徹底的に詰め、リヤサスペンションタワーブレースや床下ブレースの結合部などには、形状の自由度が高い軽量で高剛性なアルミダイキャストが用意されています。

レクサスLCコンバーチブルは、オープンでも走りへのこだわりが盛り込まれている

また、マグネシウムやアルミニウムなど軽量素材の最適な配置により、高剛性と軽量化の両立に加えて、優れた重量バランスを達成したとしています。ほかにも、リヤにヤマハ製の「パフォーマンスダンパー」が配されていて、上質な乗り心地と走りの良さを両立。

マグネシウムやアルミニウムなど軽量素材の最適な配置により、高剛性と軽量化を両立

搭載されるのは、車名からも分かるとおり、5.0L V8エンジン。組み合わされるトランスミッションはDirect Shift-10ATで、スムーズかつリニアな加速フィールが追求されています。どのような環境下で走行しているのかを車両が判定し、シークエンスに応じて駆動力をきめ細かく制御。

日常のスムーズな加速から限界域のコントロール性まで、ドライバーのフィーリングに合う走りを提供するとしています。

コンバーチブルは、5.0L V8の自然吸気エンジンのみ

また、一度乗るとやみつきになるNA V8エンジンの官能的なサウンドを「LC500 Convertible」ならより楽しめそうです。吸気音をキャビン内に共鳴させるサウンドジェネレーターや、より迫力のある排気音を演出する外装バルブをクーペと同様に採用することで、ルーフオープン時にはスポーティで心地よいサウンドをもたらします。

1500万円という高級コンバーチブルだけに、内装の仕立てや快適性も気になるところ。同モデルでは、オープンエアを感じながらも、車内での会話を自然に楽しめる空間を作り上げるため、ベルトラインやリヤのデザインなど空力性能にもこだわっています。

また、透過性のあるウインドディフレクターを設定することで、開放感と視界はそのままに、車内に進入する不快な風の流れを抑制。これにより、レクサスにふさわしい静粛性の高さを達成したとしています。

レクサスLCコンバーチブルのインテリア

レクサスの強みである静粛性の追求だけでなく、先述した自慢のエンジンサウンドを楽しめる室内空間が確保されています。音響シミュレーションを用いて吸音/遮音を適切に行い、ノイズを発生源から抑制。さらに、アクティブノイズコントロール(ANC)を採用し、オープン/クローズともに人間が不快に感じる低周波ノイズを低減したそう。

ネックヒーターなどの快適装備を用意

また、高い快適性を実現するため、「レクサス クライメイト コンシェルジュ」という制御が用意されています。これは、シーズンを問わずオープンドライブを快適に楽しむため、エアコン、シートヒーター、ネックヒーター、ステアリングヒーターを自動制御するもの。

さらには、エアコンの制御をルーフのオープン、クローズ状態に合わせて変更することにより、開閉状態を問わない高い快適性が追加されています。

ウインドディフレクターももちろん備わる

用意されるオーディオ/サウンドシステムは、音源の楽器やボーカル、聴衆の歓声、録音時の環境音までを原音に忠実に再現するそう。さらに、オープンとクローズで音響設計を変える凝りようで、各環境で楽しめる音響空間を実現したそうです。

マルチメディアシステムは「SmartDeviceLink」「Apple CarPlay」や「Android Auto」に対応し、手持ちのスマホ(iPhoneやAndroid)を10.3インチワイドディスプレイに連携することで、画面操作や音声操作が可能になるなど、使い勝手が高まっています。

スマホ連携が可能な車載インフォテイメントも装備

流麗なスタイリングと使い勝手の良いラゲッジを両立させるため、コンバーチブルとして最適なパッケージングを与えたという新型「LC500 Convertible」。いまやFセグメントにはコンバーチブルが欠かせない情勢になっていますから、レクサスのブランド価値を引き上げる役割も担うオープンモデルの誕生といえるでしょう。

※写真には北米仕様も含まれています。

(塚田勝弘)

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