東京オートサロン2008特集

レポート
カスタムカー・ファンの初詣!

2008年1月11日、午前9時。ついに「東京オートサロン2008」が開幕!会場の幕張メッセでは、すでにファンの大行列ができ、まるで初詣の神社のような風景。みな開場と同時に広い幕張メッセの展示場へと、カメラを抱えて走ってゆく。
今回の「東京オートサロン2008」では出展団体は130にもおよび、展示されるクルマはナント538台。クルマの密度といったら、東京モーターショー以上といってもいいくらいだ。実際、国産自動車メーカーのブースは、東京モーターショー並みの規模に。また、チューニングメーカーも負けじと派手な演出で楽しませてくれているし、ショップのクルマもこの日のためにと磨きこまれて、ところ狭しと並べられていた。


「東京オートサロン2008」の目玉といえば、やっぱりGT-Rだろう。とはいうものの、2007年末に発売されたばかりということもあり、大規模なチューニングやドレスアップは間に合わなかったというのが正直なところ。控えめなエアロパーツに、ホイール、マフラーのみ変更というのが多く見られた。また、エンジンのチューニングは、ベースがすでにハイパフォーマンスなので、かなり難しいという声も聞こえた。そんななか日産ブースでは、スーパーGT仕様のGT-Rがカラーリングされた姿を初披露したとあって、かなりの注目の的に。ほかにも、マツダブースでは新型アテンザが展示されるなど、自動車メーカー系の力の入れ様はかなりのものとなっていた。
2008 年のカスタムカー・トレンドを占ううえで、このショーが大きく影響するのだが、会場を見渡すと2008年は「大人し目セダン」が来るかなという印象。ベースのスタイルを大きく変えることのないエアロパーツに、ボディカラーもブラック、ホワイト、シルバーが多い。一方派手目なチューニングカーは健在であるものの、ひと頃よりだいぶ数が減ってしまった。カスタムカー業界は混迷の時代がしばらく続くであろう…。
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