ジープ チェロキー 新型、全世界で23万台をリコール…エアバッグが誤作動の可能性
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米国の自動車大手、FCA US(旧クライスラーグループ)は2月2日、全世界でおよそ23万台のジープ車を、リコール(回収・無償修理)すると発表した。
今回のリコールは、エアバッグの不具合が原因。FCA USによると、エアバッグのソフトウェアに不具合があり、センサーが、車両が横転状態にあると誤って検知。サイドエアバッグが、誤動作で展開する可能性があるという。
リコールの対象車種は、2014-2015年モデルのジープ『チェロキー』の一部。全世界で22万8181台が対象になる。
22万8181台の内訳は、米国が16万8092台と最多。カナダは1万9557台、メキシコは4133台、NAFTA地域以外が3万6399台となる。
なお、FCA USでは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、ソフトウェアを改修するリコール作業を行うとしている。
- 森脇稔