JX日鉱日石、東京都内で初の水素ステーションを開設
業界
レスポンス
JX日鉱日石エネルギーは2月5日、東京都八王子市に、東京都初となる「八王子高倉水素ステーション」を開所したと発表した。
同社は、商用水素ステーション23か所を整備する計画。昨年12月25日には、全国初のサービスステーション一体型水素ステーション「Dr.Drive海老名中央店」を神奈川県海老名市を開所した。
今回開所した「八王子高倉水素ステーション」は、同社が100%出資するENEOS水素サプライ&サービスが運営する水素ステーション1号店となる。
供給能力は300Nm3/hで、FCV1台に充填できる水素量を最大50Nm3とした場合、1時間当たり5〜6台に充填可能。充填圧力は70メガパスカルで、1台当たりの充填時間は3分間。
今年度内には東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知の1都4県に合計11か所の水素ステーションを順次開所する計画。
同社では、水素製造や自動車用燃料供給に関わるインフラやノウハウを活用、水素の「製造」・「輸送」・「販売」の効率的なビジネスモデルの構築を目指す。
- 編集部