【SUPER GT】コバライネン、日本のカテゴリー初参戦「世界でも類を見ないハイレベルなレース」
LEXUS TEAM SARDから2015年のSUPER GT(GT500クラス)に参戦することが決まったヘイキ・コバライネンが、チームの公式サイトでコメントを発表した。
フィンランド出身のコバライネンは2007年にF1デビュー。ルノー、マクラーレン、ケータハムなどで活躍。2008年ハンガリーGPで初優勝。今年は新たな選択肢としてSUPER GT参戦を選んだ。日本のカテゴリーをフル参戦するのは、これが初めてとなる。
ヘイキ・コバライネン コメント
「サードからドライビングのオファーをもらった時、SUPER GTは世界でも類を見ない、とてもコンペティティブでハイレベルな面白いレースと知っていたからすぐに返事をしたよ。先日のテストで初めてSUPER GT仕様のLEXUS RC Fをドライビングしたけど非常に安定して速いマシンだという印象を持った」
「チームもコンパクトにまとまったファミリー的な雰囲気で、メンバー各々がプロフェッショナルな仕事振りだったし、コーヘイ(平手晃平選手)も速くてナイスガイ。このチームと一緒にSUPER GTで戦う機会を得られて、また日本の皆さんの前で走ることができることをとても嬉しく思っているよ。TOYOTA/TRDにも感謝を表したい。まずは優勝することが第一の目標で、シーズン最後までタイトル争いをしていきたいね」
彼とパートナーを組むのは2013年のシリーズチャンピオンである平手晃平。4年間共に戦ってきた名門CERUMOを離れ、古巣SARDへの移籍初年度となるが、ここ一番での速さと勝負強さはライバルからも恐れられているほど。今シーズンのGT500タイトル争いの行方を左右しかねないコンビとなりそうだ。
注目のSUPER GT、開幕戦は4月4・5日に岡山国際サーキットで開催される。
- 吉田 知弘