ヤマハ発動機 柳社長「15年は次のステージに進むきっかけになる」

業界 レスポンス

ヤマハ発動機は2月12日、先進国での二輪事業の黒字化や新興国での収益改善により2015年12月期の連結営業利益が前期比38%増の1200億円になるとの見通しを示した。

柳弘之社長は同日都内で開いた決算説明会で「リーマンショック前の2007年の業績が最高益だったが、その水準に戻る。もちろん為替は、先進国も新興国も当時に比べると(円高で)かなりハンディがあるが、それを加えても過去最高益水準に戻る。これを機に次のステージに進むきっかけになる」と強調した。ヤマハの07年の営業利益は1270億円となっている。

一方、2014年12月期の業績については「今回の中期計画で2015年度に営業利益800億円、営業利益率5%という目標を1年前倒しにできた」と評価した。14年の営業利益は前期比58%増の872億円、営業利益率は同1.8ポイントアップの5.7%だった。

柳社長は前倒し達成の背景として「取り組んできた構造改革とコストダウンが確実に成果に結びついている。加えて先進国市場が回復していく時に良い商品の投入がちょうどあったと思う。これが冷え込んだ市場の状態だったら、いくら商品が良くても売れない。ちょうど良かった」と分析した。

  • 小松哲也
  • ヤマハ発動機 決算説明会《撮影 小松哲也》
  • ヤマハ発動機 決算説明会《撮影 小松哲也》
  • ヤマハ発動機 決算説明会《撮影 小松哲也》
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