徳大寺氏の人生とともに振り返るクルマたち…ぼくの日本自動車史 1945〜1976
「ぼくの日本自動車史 1945〜1976」著:徳大寺有恒
発行:草思社文庫
価格:定価900円+税
本誌は、自動車評論家、徳大寺有恒氏が自信の人生と共に自動車を振り返る。第1章は「すべてはクラウンから始まる」と見出しを打ち、1955年の第二回 全日本自動車ショウ(後の東京モーターショー)で見た『トヨペット クラウン』『トヨペット マスター』についての印象を述べている。クラウンのコラムシフトに感動したことや、当時、そのクラウンや『マスター』がなぜ画期的な自動車だったのかを振り返り、解説している。
見出しより…第1章 すべてはクラウンから始まる「1955年 クラウンは華々しく登場した」●第2章 国産車の方向は決定された「プリンスは戦前の航空機産業から生まれたエリート会社だ」●第3章 BC戦争の始まり「コロナ、ついにブルーバードの牙城を奪う」●第4章 僕の乗った軽自動車達「バイトでオート三輪 K360をぶっ飛ばす」●第5章 消えてしまったクルマたち「三菱で記憶に残るのは コルト・ギャランだ」●第6章 サニーはなぜカローラに負けてしまったのか●第7章 スポーツカーこそわが命●第8章 “間違いだらけ”を出してから
- 編集部