フォルクスワーゲン グループ 世界販売、0.7%増の81万台超え…1月
欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは2月13日、1月の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総販売台数は、81万7600台。前年同月比は0.7%増と微増ながら、引き続き前年実績を上回った。
1月実績を市場別で見ると、単一国としては最大市場の中国(香港を含む)が、前年同月比2%増の35万1400台を販売。中国を含めたアジア太平洋地域では、1.7%増の38万1300台を売り上げる。
また北米は、前年同月比9%増の6万3200台。このうち米国は、6.1%増の3万9200台だった。同社は北米向けの新型SUVの開発を進めており、販売増を目指す方針。
また欧州は、前年同月比2.9%増の28万7400台と、信用不安を抜け出して、回復基調に。このうち、西欧(ドイツを除く)は、1.9%増の15万2200台を売り上げた。地元のドイツも、6.1%増の8万9300台と好調。
フォルクスワーゲングループの2014年の世界新車販売は、初の1000万台超えとなる1014万台。前年比は4.2%増だった。
- 森脇稔