【グッドウッド15】マツダ 栄光のルマンマシン、787B…ヒルクライムに出走へ
マツダは2月18日、英国で6月に開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、マツダ『787B』をデモ走行させると発表した。
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは1993年、マーチ卿がイングランドのウエストサセックス州グッドウッドの広大な邸宅で始めたイベント。世界中から新旧のレーシングカーが集結して賑わいを見せる。
フェスティバルの恒例行事が、ヒルクライム。スーパーカーを含めた市販車のみならず、F1やWRC(世界ラリー選手権)マシンなどが、およそ1.8kmのコースを一気に駆け上がり、観客を沸かせる。
マツダは、今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、マツダ787Bをデモ走行させる計画。マツダ787Bは1991年、ルマン24時間耐久レースにおいて、日本の自動車メーカーとして初めて、優勝を成し遂げた伝説のレーシングカー。この787Bが、グッドウッド名物のヒルクライムに出走する。
マツダUKのマネージングディレクター、ジェレミー・トンプソン氏は、「マツダには、レースにおける長く誇り高い歴史がある」と語っている。
- 森脇稔