【ジュネーブモーターショー15】アウディ、プロローグ・アバント 公式発表…PHVワゴンの提案
ドイツの高級車メーカー、アウディは2月25日、コンセプトカーの『プロローグ・アバント』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー15で初公開される。
アウディは2014年11月、ロサンゼルスモーターショー14に、コンセプトカーの『プロローグ』を出品。ジュネーブモーターショー15で初公開される『プロローグ・アバント』は、その発展形を示す1台。
プロローグは、大型の2ドアクーペ。これに対して、プロローグ・アバントは、「アバント」の名前が意味する通り、5ドアのステーションワゴンとなる。しかも、ステーションワゴンにクーペを融合させたシューティングブレーク風のボディをまとう。
プロローグ・アバントには、プロローグ同様、アウディの新デザイン言語を、フロントマスクを中心に反映。ボディサイズは、全長5110mm、全幅1970mmと堂々の大きさ。室内には、新世代の情報&エンターテインメントシステムを採用した。
パワートレインは、プラグインハイブリッド(PHV)。エンジンは直噴3.0リットルV型6気筒ターボディーゼル「TDI」。モーターを組み合わせて、システムトータルで、最大出力455hp、最大トルク76.5kgmを引き出す。0-100km/h加速は5.1秒。EVモードでは、最大54kmをゼロエミッション走行できる。
- 森脇稔