【ジュネーブモーターショー15】NSX 新型、「H」エンブレムのホンダ版を初公開
ホンダは3月2日、スイスでジュネーブモーターショー15のプレビューイベントを開催。新型『NSX』のホンダ版を初公開した。
新型NSXは2015年1月、デトロイトモーターショー15でワールドプレミア。この時は、ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラのエンブレムを装着していた。
今回、ジュネーブモーターショー15では、ホンダ版の新型NSXを初公開。エンブレムがアキュラの「A」から、ホンダの「H」に変わった新型NSXが、初のお披露目となっている。
新型NSXは、軽量ボディのミッドシップに、新開発の直噴V型6気筒ツインターボエンジンを搭載。さらに、高効率・高出力の3モーターハイブリッドシステム、「スポーツハイブリッド SH-AWD」を採用した新世代のスーパーカー。
このスポーツ ハイブリッド SH-AWDを、直噴V型6気筒ツインターボエンジンと、高効率モーターを内蔵した9速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わせた。前輪の左右を独立した2つのモーターを使い、四輪の駆動力を自在に制御するトルクベクタリングを可能にする電動式4WDハイブリッドとなるのが特徴。エンジンとモーターを合わせた新型NSXのトータル出力は、550hp以上となる。
ジュネーブモーターショー15のホンダのプレビューイベントには、F1ドライバーのジェンソン・バトン選手が登場。ホンダ版の新型NSXは、デトロイトと同様、赤いボディカラー。その車体の前後には、「H」マークが燦然と輝いている。
- 森脇稔