【マツダ CX-3 発売】「車両の軸」を意識し表現した、魂動のスピード感
新車
レスポンス
マツダは2月27日、新型コンパクトSUV『CX-3』を発売した。CX-3は、マツダのデザインテーマ「魂動」を全面的に採用した第5弾モデル。CX-3の魂動デザインには、一体何が込められているのか。
CX-3のクレイモデルを製作したモデラー、マツダデザイン本部 クレイモデルグループの竹蔵素明氏は「先に出来上がったアーキテクチャモデルを見たとき、“面”にタイなミックな動きがあり、シャープなラインと相まって“スピード感”を感じた。クレイモデルを製作する際、その良さを殺さないように気を配った」と話す。
では、スピード感を表現するために、どの部分がキモとなったのか。竹蔵氏は「クレイモデルを製作する際、車両の持つ“軸”を意識する。車両前部から後部までのオーナメントの軸をもとに、ラインを調整し、スピード感を表す」と話した。CX-3の場合は、車両前部から後部に向かって上がって行くデザインとなっており、その傾きがスピード感の表現となっている。
- 阿部哲也