【ジュネーブモーターショー15】ランチア イプシロン に特別モデル…「Y10」誕生30周年記念車
イタリアのフィアット傘下のランチアは3月3日(日本時間3月3日夕方)、スイスで開幕するジュネーブモーターショー15において、『イプシロン』の「30thアニバサリー」を初公開する。
初代イプシロンは、『Y』のネーミングで1994年に登場。小型車でありながら、約100色もの内外装色を自由に組み合わせられる点が人気を呼び、欧州で支持された。
2002年、2代目イプシロンがデビュー。初代と同様に「小さな高級車」というコンセプトを掲げて、人気を集める。2011年春、ジュネーブモーターショー11で発表されたのが、現行の3代目イプシロン。従来の3ドアハッチバックボディから、実用的な5ドアハッチバックに変更。日本市場には、クライスラーブランド車として導入されている。
ジュネーブモーターショー15で初公開されるイプシロン』の30thアニバサリーは、イプシロンの前身、ランチア『Y10』(アウトビアンキY10)が1985年に誕生してから、30周年を迎えるのを記念した特別モデル。
外観は、専用のウルトラマリンブルーで塗装。ジェットブラック仕上げの15インチアルミホイールが、足元を引き締める。インテリアは、ブラックまたはベージュが選択可能。専用のステアリングホイールや、車載インフォテインメントの「Blue&Me」が装備されている。
- 森脇稔