【ジュネーブモーターショー15】 トヨタ アベンシス に改良新型…新開発2.0ディーゼル搭載
トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、『アベンシス』の改良新型車を初公開した。
アベンシスはトヨタの欧州ラインナップにおいて、Dセグメントに属する車種。現行アベンシスは3世代目モデル。2009年秋。パリモーターショー09で発表された。2011年9月のフランクフルトモーターショー11では、初の大幅改良を実施。
ボディはセダンとステーションワゴンの2種類。フランスのデザインスタジオが設計し、開発はベルギーのR&Dセンターが主導。生産は、英国で行う。現在、日本市場では、ステーションワゴンだけが販売されている。
ジュネーブモーターショー15で初公開されたのは、現行アベンシスにとって、2度目の大幅改良が施されたモデル。新デザインのバンパーやグリル、LEDヘッドライトの採用により、新鮮さを醸し出す。テールランプもLED化。アルミホイールも新デザイン。室内は、ステアリングホイールや4.2インチの情報モニターが新しい。
エンジンは、欧州仕様車で主力の2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「D-4D」が、新世代に移行。最大出力は143hp、最大トルクは32.6kgmを引き出す。欧州複合モード燃費は22.2km/リットル、CO2排出量は119g/kmを実現。排出ガス性能は、ユーロ6を満たす。
- 森脇稔