【ジュネーブモーターショー15】シュコダ オクタビアに「RS230」…230psターボで歴代最速
フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、『オクタビア』の「RS230」を初公開した。
オクタビアは、シュコダの主力Cセグメント車。初代モデルは1996年に発表され、フォルクスワーゲン『ゴルフ』やアウディ『A3』と車台を共用。2004年には、2代目にモデルチェンジ。引き続き、ゴルフやA3と車台を同じくする。
2012年12月、シュコダは3世代目となる現行型を発表。フォルクスワーゲングループが新開発した新型モジュラープラットホームの「MQB」を、新型ゴルフや新型アウディA3に続いて採用した。ボディタイプは、セダンとワゴンの2種類を設定。
ジュネーブモーターショー15で発表されたRS230は、オクタビアのスポーツグレード。車名の「230」は、最大出力を意味。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンは、最大出力を10ps引き上げ、230psを獲得する。
トランスミッションは6速MTと6速DSG。6速MTの場合、0-100km/h加速6.7秒、最高速250km/hの性能を発揮する。シュコダは、「歴代で最速のオクタビア」と自信を示している。
- 森脇稔