【ジュネーブモーターショー15】BMW i3 がロボットカーに…リンスピード「Budii」発表
スイスのリンスピード社は3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、コンセプトカーの『Budii』を初公開した。
リンスピードは、フランク・M. リンダークネヒト氏が1977年、スイスに設立したエンジニアリング会社。主に、ドイツ車のチューニングを手がける。毎年、ジュネーブモーターショーに斬新なコンセプトカーを出品し、注目を集めている。
ジュネーブモーターショー15で初公開されたBudiiは、前回の2014年に続いて、自動運転車(ロボットカー)を提案したコンセプトカー。前回は、テスラモーターズのEV、『モデルS』をベースにしていた。
今回のBudiiでは、ベース車両として、BMWが電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」のEV、『i3』を選択。専用の前後マスクやワイドボディにより、イメージを一新する。
自動運転に関しては、ルーフのカメラが車両の周囲をスキャン。エアサスペンションを採用して、最低地上高を最大100mmまでの間で、自動的に調整する。運転席と助手席のどちらの乗員も、運転することが可能。これは、新開発のステア・バイ・ワイヤのおかげ。ステアリングホイールの位置を、運転席と助手席で交換することができる。
- 森脇稔