【ジュネーブモーターショー15】キア、スポーツスペース 初公開…次期 オプティマ か
韓国のキアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、コンセプトカーの『スポーツスペース』を初公開した。
スポーツスペースは、キアのドイツ・フランクフルトのデザインスタジオが手がけた11番目のコンセプトカー。ボディサイズは、Dセグメント。激戦の欧州Dセグメントに、将来投入されるキアの新型車を示唆した1台が、スポーツスペース。
ステーションワゴンボディのフロントには、キアのデザインアイデンティティの「タイガーノーズ」グリルを採用。フロントからリアエンドに続く力強いボディラインが目を引く。ボディサイズは、全長4855mm、全幅1870mm、全高1425mm、ホイールベース2840mm。前後シートは快適性が重視され、荷物スペースはゆとりや機能性が追求された。
ところで、キアのDセグメント車には、『オプティマ』がある。現行オプティマは、3世代目。2010年春、ニューヨークモーターショー10で発表された。すでにデビューから5年が経過しており、次期型の登場時期を迎えている。
このスポーツスペースと、次期オプティマの関連性は、あるのか。キアはジュネーブモーターショー15において、スポーツスペースのボディサイズが、全長4855mm、全幅1870mm、全高1425mm、ホイールベース2840mmと公表。現行型に近い大きさであることから、スポーツスペースが次期オプティマを示唆している可能性は充分ある。
- 森脇稔