シュコダの最上級セダン、スペルブ 新型…チェコで生産開始

業界 レスポンス

フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは3月12日、新型『スペルブ』の生産を開始した。

スペルブは1934‐1942年、旧チェコスロバキアで生産されていたモデル。2001年に、フォルクスワーゲン『パサート』の中国向けロングホイールベース車、『パサートLingyu』をベースに、専用フロントマスクを装着して復活した。シュコダの最上級車に位置付けられる。

2008年3月、ジュネーブモーターショー08では、2世代目へモデルチェンジ。2009年9月のフランクフルトモーターショー09では、ステーションワゴンの『スペルブコンビ』がデビュー。3月3日に開幕したジュネーブモーターショー15では、3世代目となる新型が、初公開されたばかり。

新型スペルブの外観は、シュコダの新しいデザイン言語を導入。とくにフロントマスクには、シュコダ伝統の縦基調の新グリルが与えられた。インテリアは、クラス最大級の室内スペースを追求。新型の車台は、フォルクスワーゲングループの新世代モジュラープラットホーム、「MQB」がベース。

3月12日、シュコダのチェコ・クヴァシニ工場から、新型スペルブの量産第一号車がラインオフ。シュコダは同工場に投資して設備を改修し、新型の生産に備えてきた。新型は6月、欧州主要国で発売される予定。

  • 森脇稔
  • シュコダ スペルブ 新型
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