シボレー マリブ 次期型、開発テスト車両を公開
米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドが4月、米国で開催されるニューヨークモーターショー15でワールドプレミアする新型『マリブ』。同車の開発テスト車両が公開された。
マリブは、GMの米国ベストセラーセダン。トヨタ『カムリ』やホンダ『アコード』と競合するミッドサイズセダン。初代マリブは北米専用車だが、現行の2代目は世界6大陸、約100か国で販売されるグローバルカーとして開発。人目を引くデザイン、先進のテクノロジー、ハンドリング性能、燃費に優れるパワートレインなどが重視された。
現行の2代目マリブは2011年4月、上海モーターショー11でワールドプレミア。今回、それから4年を経て、ニューヨークモーターショー15では、3世代目となる新型にモデルチェンジを果たす。
シボレーは3月11日、新型マリブの開発テスト車両を公開。風洞実験施設において、冷却システムのチューニングに、多くの時間を注いでいる様子を紹介した。なお、車体には、厳重な擬装が施されている。
シボレーは、「全世界から集められた40年分のデータに基づき、新型マリブの耐久テストを進行中」とコメントしている。
- 森脇稔