BMW X5 新型にPHV、市販版を発表…燃費は30.3km/リットル
ドイツの高級車メーカー、BMWは3月15日、新型『X5』の「xDrive40e」グレードを欧州で発表した。
同車は、BMWの主力SUV、『X5』の新型をベースに開発されたプラグインハイブリッド車(PHV)。BMWは2013年9月、フランクフルトモーターショー13において、『コンセプトX5 eドライブ』をワールドプレミア。その市販版として、今回発表されたのが、xDrive40eグレードとなる。
PHVシステムは、コンセプトカー譲り。エンジンは、排気量2.0リットルの直列 4気筒ガソリンターボ。最大出力245hpを引き出す。モーターは最大出力113hpを発生。システム全体では、313hpのパワーを獲得する。
トランスミッションは、8速ティプトロニック。二次電池は、蓄電容量9kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大31kmを最高速120km/hでゼロエミッション走行可能。
このEVモードの効果もあり、環境性能は優秀。欧州複合モード燃費は30.3km/リットル、CO2排出量は77g/km以下と、優れた環境性能を実現している。
- 森脇稔