トヨタ1500人迎え入社式…豊田社長「現地現物で、もっといいクルマづくりを」
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自動車メーカー各社の入社式が4月1日に一斉に行われ、トヨタ自動車では豊田市の本社・事務本館ホールに1504人の新入社員が出席して開かれた。
職種別では事務123人、技術517人、業務46人、技能758人、医務60人となっている。合計では2014年度より248人増えており、団塊世代の退職に伴う生産現場の強化を図るため、技能職は209人の増員を図った。
会社を代表して挨拶した豊田章男社長は「”クルマづくりを通じて社会に貢献する”という創業以来の夢を受け継ぎ、先輩たちに負けない”もっといいクルマ”をつくり、新しいトヨタの歴史をつくることが皆さんの使命」と話した。そのうえで、もっといいクルマの実現には「私たちの働き方が『お客様第1』に徹し、『現地現物』で物事を見るようにしなければならない」と訴えた。
- 池原照雄