【東京モーターサイクルショー15】過去最高の13万人台を動員
42回目となる2015年の東京モーターサイクルショーが、過去最高の動員を記録した。3月27日〜3月29日までの3日間の入場者数は13万2249人。昨年比で116%増だった。
東京モーターサイクルショーは2011年、直前に発生した東日本大震災の影響で開催を中止。翌年の39回目で初めて10万人の大台に乗った。その後2年間は、前年比数%の微増だったが、今年は各日ともに前年を15%前後上回る大幅な増加となった。
3月27日(金) 晴れ 2万8339人(114%)
3月28日(土) 晴れ 5万5191人(116%)
3月29日(日) 曇りのち雨 4万8719人(117%)
合計 13万2249人(116%)
主催会長の井田博雄氏(ホンダモーターサイクルジャパン渉外部部長)は、その要因をこう話した。
「最終日の午後に雨が降り始めたものの、屋外フードコートの開催時間中には影響がなく、天候にも恵まれた。イベントでも出展各社に工夫を凝らしていただき、タレントの来場もプラスだった」
ニューモデルの試乗会などに象徴される参加型のイベントは長蛇の列を作る人気ぶりだった。さらに加えて、好評の仮面ライダー特別展や、親子バイク教室を復活させ、ライダーだけでなく家族や親子で楽しめる要素が増員に寄与した。
また、映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』とのタイアップで二輪車関係以外のイベントも取り入れたことが、リピーターだけでなく新たな入場者を獲得する新しい要素となった。
- 中島みなみ