ホンダ シビック タイプR 新型、米国投入が決定…歴代初
ホンダの高性能車、「タイプR」の最新作、新型『シビック タイプR』。同車が史上初めて、米国市場に投入されることが決定した。
これは4月1日(日本時間4月1日夜)、米国で開幕したニューヨークモーターショー15において、ホンダの米国法人、アメリカンホンダが明らかにしたもの。同社は、「新型シビック タイプRを米国市場に導入する」と発表している。
新型シビック タイプRは3月、スイスで開催されたジュネーブモーターショー15で初公開。新開発の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTEC」ターボを搭載。最大出力310ps/6500rpm、最大トルク40.8kgm/2500rpmを発生する。トランスミッションは、6速MT。0‐100km/h加速5.7秒、最高速270km/hの性能を誇る。
ニューヨークモーターショー15のプレスカンファレンスには、アメリカンホンダのジョン・メンデル上級副社長が登壇。「シビックタイプRに関しては、顧客やメディアから多くの声が寄せられた。とくに、米国市場への導入についてだ」とコメント。
さらに、メンデル副社長は、「そして、いよいよその時が来た。シビックのラインナップは、タイプRなくして完成しない」と語っている。
- 森脇稔