【ニューヨークモーターショー15】ポルシェ ボクスター に硬派な スパイダー…375psをMTで駆る
ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは4月1日(日本時間4月1日夜)、米国で開幕したニューヨークモーターショー15において、『ボクスター スパイダー』を初公開した。
同車は、ポルシェのミッドシップオープンスポーツカー、『ボクスター』の頂点に立つ高性能グレード。最新のポルシェのスパイダーには、ポルシェのラインナップの最高峰に位置するPHVスーパーカー、『918スパイダー』がある。
また、先代ボクスター(987型)に、スパイダーが存在。フロントウインドスクリーンとサイドウインドウの高さが低く抑えられ、専用のエンジンカバーを採用。ソフトトップも軽量化を目的に、簡易構造としていた。ボクスターのスポーツイメージを、より鮮明にしたのが、スパイダー。
今回、このスパイダーが、現行ボクスターにも設定され、ニューヨークモーターショー15で初公開。軽量構造のソフトトップは、電動ではなく部分的に手動で開閉する仕組み。エンジンカバーも専用デザイン。前後バンパーは、『ケイマンGT4』と共通デザインとした。
また、車高を20 mm低くしたスポーツサスペンションと、『911カレラ』用のブレーキを採用。軽量なスポーツバケットシートと、直径360 mmの新ステアリングホイールも装備される。
ミッドシップに搭載されるのは、3.8リットル水平対向6気筒ガソリンエンジン。最大出力375psを引き出す。トランスミッションは、6速MTのみ。ボクスター スパイダーは、0‐100 km/h加速4.5秒、最高速290km/hのパフォーマンスを備えている。
- 森脇稔