ホンダ シビック次期型、ハッチバックが米国で復活へ…VTECターボ搭載
ホンダのグローバル主力モデル、『シビック』。同車の次期モデルでは、ハッチバックが米国市場で復活することが分かった。
これは4月1日(日本時間4月1日夜)、米国で開幕したニューヨークモーターショー15において、ホンダの米国法人、アメリカンホンダが明らかにしたもの。同社は、「次期シビックでは、5ドアハッチバックを米国仕様に設定する」と発表している。
米国向けのシビックは、2003年発売の6世代目まで、ハッチバックが用意されていた。しかし、現在では、ボディタイプは4ドアセダンと2ドアクーペのみ。ハッチバックは、欧州市場がメインとなっている。
次期型では、英国スウィンドン工場製の5ドアハッチバックを、米国市場に導入する計画。米国でのハッチバックの復活は、およそ10年ぶり。また、アメリカンホンダによると、5ドアハッチバックの米国投入は、歴代シビックで初めてという。
次期型では、パワートレインには、新世代の「アース・ドリームス・テクノロジー」を採用。北米では初となる1.5リットル直列4気筒ガソリン「VTEC ターボ」を搭載し、6速MTと新開発のCVTを組み合わせる。アメリカンホンダは、「爽快な走りと優れた燃費性能を両立する」と説明している。
- 森脇稔