【SUPER GT 第1戦】新セーフティカー&レスキューカーがお披露目
SUPER GT開幕戦の岡山国際サーキットにおいて、今シーズンから使用されるセーフィティカー(以下SC)とファースト・レスキュー・オペレーション(以下FRO)の贈呈式が行われた。
レースの進行において重要な役割を担うのがSCとFROだ。
決勝レーススタートのフォーメーションラップの先導や、アクシデントが起きた際に、コース上の安全を確保するのがSCの主な役割だ。そのSCに今年からレクサス『RC-F』が導入された。トヨタ自動車の伊勢清貴専務よりGTアソシエーション代表の坂東正明氏にキーが贈呈された。
一方で、レース中にアクシデントが起きた際に、いち早く駆けつけレスキュー活動を行うのがFROの役割だ。ドライバーの他にドクターとレスキュー担当が乗り込む。今年からスバル『アウトバック』が新たに導入され、富士重工業スバルカスタマーセンター長兼スバル国内営業本部副本部長の栗原宏樹氏より坂東代表にキーが贈呈された。
また、従来より活躍していたポルシェ『カイエンS ハイブリッド』と入れ替えでポルシェ『カイエンS E-ハイブリッド』が導入され、こちらもポルシェジャパンの黒坂登志明会長より坂東代表にキーが贈呈された。
決勝日は雨によりコースアウトする車両も多く、FROが活動する姿が数回見られた。グラベルに止まった車両のすぐ横まで駆けつけるFRO。高い走破性と特殊工具を積むことから選ばれた車両が活躍する姿は勇ましいが、見かけることが少ないに越したことはない。
- 雪岡直樹