アルファロメオに新型エンジン、6気筒はフェラーリベース
イタリアの自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)が4月8日、イタリア・モリーゼ州テルモリ工場で、2種類の新型エンジンを生産すると発表。この2種類のエンジンは、アルファロメオ用となる。
FCAによると、新型エンジンのひとつは、4気筒。もうひとつは、6気筒。この6気筒は、フェラーリ製がベースとなり、アルファロメオ用に専用チューニングが施されるという。
アルファロメオは、販売台数を回復させるため、ブランドの再生計画を推進中。今後、多くの新型車の投入を予定している。
2種類の新型エンジンは、アルファロメオの再生計画にとって、非常に重要。FCAは、「2種類のエンジンは、アルファロメオの将来の新型車用。ブランドの世界規模での再生計画に、重要な役割を果たすだろう」とコメント。
テルモリ工場では、2種類の新型エンジンを年間20万基以上生産。その半数以上を2018年から、アルファロメオ車に搭載していく。FCAのセルジオ・マルキオンネCEOは、「このハイテクプロジェクトは、アルファロメオの一部」と語っている。
- 森脇稔