【モータースポーツジャパン15】開幕…初の春開催、雨にもかかわらず多くのファン集まる
毎年お台場で行なわれているモータースポーツイベント「モータースポーツ ジャパン フェスティバル イン お台場」が11日に開幕した。
2006年の初開催以来、10年目を迎える今年はモータースポーツシーズン開幕に合わせ、初めて春に実施。会場にはホンダ、日産、トヨタ、スバル、三菱、マツダ、日野、メルセデスベンツ、ヤマハなど国内外の主要メーカーがブースを出展。現役マシンから往年の名車まで数多くのレーシングカーやバイクが集結している。
1日目は朝からあいにくの雨となってしまったが、午後から徐々に天候も回復に向かい、夕方には晴れ間も見られた。昨年から実施されているグリッドウォークには、来週のスーパーフォーミュラ開幕戦で走る車両や先週のSUPER GT開幕戦を戦った「ドラゴ モデューロNSX CONCEPT-GT」、さらにラリーカーやD1マシンが登場。レースクイーンも車両の横に立ち、まさにサーキットと変わらない華やかな雰囲気を演出した。その後も、実際のレースと同じようにスタート進行が行なわれ、5分前の国歌斉唱、3分前のメカニック退出、そして1分前のエンジン始動もサーキットでの雰囲気をそのまま再現した。
また各ブースではトークショーやドライバーサイン会、さらに実際のマシンを使用してのタイヤ交換体験も実施され、多くの来場者が参加。またレーシングカー乗り込み体験コーナーも設けられ、夕方近くまで希望者の列が途切れなかった。
このイベントは明日もお台場特設会場にて開催。時間は9時〜17時、入場は無料となっている。
- 吉田 知弘