倉敷のカーシェア「クラクル」、住友三井オートサービスがEV供給
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住友三井オートサービスは、4月17日より本格稼働を開始する、倉敷のEV(電気自動車)カーシェアリングサービス「クラクル(KURACLE)」にEVをリース供給すると発表した。
クラクルは、倉敷駅前を起点に、美観地区や児島・鷲羽山などへの観光客の足として、工業地帯のある水島地区へのビジネスの足として利用できるEVカーシェアサービスだ。
クラクルは、地域民間企業を中心に、倉敷市、倉敷商工会議所、法人倉敷観光コンベンションビューローをオブザーバーとした「スマートシェア倶楽部・倉敷」で資金を持ち寄り整備。車両代などの固定費の回収を必要していないため、利用者は1時間あたり500円と安価で利用できる。
2014年7月より三菱『i-MiEV』1台をリース導入し、試験運用を開始。車両設置場所である倉敷アイビースクエアを拠点に試験運用を行った結果、利用者は90件を超えたという。観光用利用が多かった点から、今回、新たにEV1台を導入し、2台体制として本格稼働を開始する。
- 纐纈敏也@DAYS