【ニューヨークモーターショー15】BMW Z4レーサー、伝説のボディカラーをまとって登場
4月1日、米国で開幕したニューヨークモーターショー15。ドイツの高級車メーカー、BMWのブースでは、モータースポーツの伝統をアピールした展示が行われた。
ニューヨークモーターショー15のBMWブースに展示されたのは、『Z4』のレーシングカー、『Z4 GTLM』。BMWチームRLLが、米国フロリダ州で3月下旬に開催された有名耐久レース、「セブリング12時間」に投入したレーシングカー。
このZ4 GTLMには、特別な塗装が施された。それは、BMWの伝説のレーシングカー、BMW『3.0CSL』と同じカラーリング。今から40年前の1975年、BMWモータースポーツが、初めてセブリング12時間で勝利。その勝利から40周年となるのを記念して、Z4 GTLMが当時の3.0CSLと同じカラーをまとって登場している。
ホワイトを基本に、赤や青のストライプを添えたボディカラーが、当時の雰囲気を再現。
1975年は、BMWの北米における歴史において、意義のある1年。BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカが設立されたのも、1975年だった。ニューヨークモーターショー15の会場には、Z4 GTLMと3.0CSLの2台が並べられ、BMWのモータースポーツの伝統がアピールされている。
- 森脇稔