インフィニティ世界販売、12%増の5.2万台超え…過去最高 1-3月
日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは4月13日、2015年第1四半期(1-3月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、四半期としては過去最高の5万2000台以上。前年同期比は12%増と伸びた。
市場別では、最大市場の米国が3万3800台と牽引。前年同期比は8%増だった。米国に次いだのは、中国。約7900台を売り上げ、前年同期比は28%増と伸びる。
また、欧州と中東、アフリカでは約6400台を販売し、前年同期比は18%増。このうち、西欧がおよそ2000台で、前年同期のほぼ2倍。アジアとオセアニアは31%増の約1400台を売り上げた。
車種別では、主力セダンの『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)が、最量販モデルに君臨。前年同期に対して、50%以上の伸び率。『Q70』(日本名:日産『フーガ』)も、米国や中国で50%以上の伸び。最上級SUVの『QX80』も、21%増と支持を集めた。
インフィニティのローランド・クルーガー社長兼CEOは、「これらの結果は、インフィニティが成長を遂げていることを明確に示すもの」とコメントしている。
- 森脇稔