【ニューヨークモーターショー15】BMW アルピナ から最強の 6シリーズ…600hpに強化
BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカは4月1日、米国で開幕したニューヨークモーターショー14において、アルピナ『B6 xドライブ・グランクーペ』の改良新型モデルを北米初公開した。
アルピナ社は1961年に創業。BMWのチューニングを行う小さな会社だったが、1964年にはその実力がBMW本社に認められ、BMW公認チューナーに。そして、1983年には、ドイツ政府から自動車メーカーとしての認証も受けた。アルピナの新車には、BMWのメーカー保証が適用される。
アルピナは2011年秋、東京モーターショー11で『B6 Bi-Turboクーペ』をワールドプレミア。2ドアのBMW『6シリーズクーペ』をベースにした高性能モデル。B6 xドライブ・グランクーペは、4ドアの『6シリーズグランクーペ』がベースの高性能車となる。
ニューヨークモーターショー15では、アルピナのB6 xドライブ・グランクーペの改良新型モデルを北米初公開。これは、ベース車両の6シリーズグランクーペが、改良を受けたことに伴うもの。フロントグリルやボンネットが、新デザインに改められた。
エンジンは、「650i」用の直噴4.4リットルV型8気筒ツインターボを、アルピナのノウハウを生かしながらチューニング。最大出力600hp、最大トルク81.6kgmを獲得する。従来比で、60hp、6.9kgmの強化。トランスミッションは、8速AT。駆動方式は4WDの「xドライブ」。B6 xドライブ・グランクーペは、0-96km/h加速3.6秒、最高速322km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを実現している。
- 森脇稔