ダッジ バイパー、北米でリコール…ドアが開閉できない
業界
レスポンス
米国を代表するスポーツカーのひとつ、ダッジ『バイパー』。同車が北米市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは4月9日、米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)が明らかにしたもの。ダッジ バイパーのリコールを発表している。
今回のリコールは、ドアハンドルの不具合によるもの。FCA USによると、ドアの開閉ができなくなる可能性があるという。これは、ドアの内側に水が入り込み、電気スイッチがショートすることによって起きる。
リコールの対象になるのは、2013-2014年モデル。米国で1451台、カナダで160台、メキシコで17台、その他のNAFTA地域で59台の合計1762台が、リコールに該当する。
FCA USでは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、ドアのラッチを制御する電気スイッチに、防水保護加工を施すリコール作業を行うとしている。
- 森脇稔