【上海モーターショー15】フォード エクスプローラー 改良新型、中国初公開…表情一新
米国の自動車大手、フォードモーターは4月20日、中国で開幕する上海モーターショー15において、フォード『エクスプローラー』の改良新型モデルを中国初公開する。
改良新型エクスプローラーは2014年11月、ロサンゼルスモーターショー14でワールドプレミア。現行型のデビューから約4年を経て、初の大幅改良を実施。外観は、グリル、ヘッドライト、バンパーのデザインを見直し、表情を一新。リアは、テールライトを新デザインとした。
インテリアは、ドアアームレストの素材を見直し、クオリティを向上。インフォテインメントシステムは、タッチパネル方式から、スイッチ方式に改め、操作性を引き上げる。
2.0リットル直列4気筒ターボ「エコブースト」は、新型『マスタング』にも搭載された「2.3エコブースト」に置き換え。最大出力は270hp、最大トルクは41.5kgmと、2.0リットルに対して、出力は12.5%、トルクは11%向上させた。
この改良新型エクスプローラーが、上海モーターショー15において、中国初公開を果たす。フォードチャイナのジョン・ローラー会長兼CEOは、「エクスプローラーは、フォードの中国SUVの中核モデル。デザインと機能性を理想的に融合させた」と述べ、自信を示している。
- 森脇稔