【上海モーターショー15】メルセデス コンセプト GLC クーペ、初公開…BMW X4 対抗
4月20日、中国で上海モーターショー15が開幕。ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツのブースの主役は、『コンセプトGLCクーペ』が務めた。
同車は、メルセデスベンツが新たなSUVクーペを提示したコンセプトカー。プレミアムSUVクーペは、BMWが初代『X6』で確立した新ジャンル。メルセデスベンツも1月のデトロイトモーターショー15で、『GLEクーペ』を発表。SUVクーペ市場に参入した。
上海モーターショー15で初公開されたコンセプトGLCクーペは、GLEクーペの下に位置する新型SUVクーペのデザインスタディ。競合するBMWは、『X6』の下に位置するSUVクーペとして、『X4』を発売。コンセプトGLCクーペは、X4を意識したモデルになる。
コンセプトGLCクーペのボディサイズは、全長4727mm、全幅2000mm、全高1593mm、ホイールベース2827mmと、GLEクーペよりもひと回り小さい。エンジンは、直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボ。最大出力367hp、最大トルク53kgmを引き出す。
上海モーターショー15のプレスカンファレンスには、ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長が登壇。「SUVに注力するのには、理由がある。成長中のセグメントにおいて、魅力的な自動車だからだ。今後数年間、中国での販売は2桁増が続くと見ている」と述べている。
- 森脇稔